おしごと図鑑
建設業／識別工事
識別工事は、部分的な工事を請け負い、工事現場で建築物や土木施設などの目的物の一部分を構成する工事を行います。
業種としては、大工工事業や、左官工事業、とび・土工工事業等があります。
足場職人
足場職人は、建築や修繕作業を安全に行うために必要な足場を組み立てる専門家です。
足場は、建築や修繕の現場で重要な役割を果たしており、足場がなければ工事自体が始められません。
建築や修繕の現場の職人が高所で作業を行うために足場を設置し、建築や修繕作業が安全でスムーズに進行するための基盤を築く作業です。まずは、手元と呼ばれる見習いから始まり、足場の組み立てや解体をサポートする補助作業にあたりながら、基本的な技術や知識を学び、徐々に現場での経験を積み上げていける仕事です。
また、高所での作業が大半になり、足場からの転落や墜落などの労働災害を防ぐため、足場の設置などに関する安全基準が定められており、安心して働けます。
身につくスキル
足場職人にとって最も基本となるのは、体力と集中力です。足場組み立てや解体の技術はもちろん、足場の種類に関する知識等が身につき、足場の組み立てに係る資格の取得も目指せます。さらに建設現場では多くの作業員と協力して作業を行うため、お互いの意思疎通が必要不可欠になるので、継続して働くなかでにコミュニケーション能力も向上します。